地震とナマズ

日本は世界的にも地震が多い地域であり、現在も南海トラフ地震などいくつかの大地震が間近に迫っていると言われています。地震は日本列島のまわりにある、4つのプレートがぶつかりあい、プレート同士が歪みを生みやがて、耐えられなくなり跳ね上がって起こります。

しかし江戸時代、地震は地中にいる大きなナマズが暴れて発生すると考えられていました。その大鯰が暴れ無いように、押さえつけたと言われる石を「要石」(かなめいし)と言い、ここ伊賀市阿保鎮座の大村神社に祀られています。これは鹿島・香取の両神宮にも有り、春日大社の御祭神である武甕槌命(たけみかづちのみこと・鹿島神宮祭神)・経津主命(ふつぬしのみこと・香取神宮祭神)が、常陸・下総の国より奈良の三笠山へ遷幸の途中、大村神社にてご休泊されこの「要石」を奉鎮されたと伝えられています。

この霊石は、地下深くに広がり、大地を揺るがす大ナマズをしっかりと押さえていると伝えられています。ご祭神は第11代垂仁天皇の皇子 息速別命(いこはやわけのみこと)で、『日本書紀』には倭姫命(やまとひめのみこと)の弟君 池速別命(いけはやわけのみこと)と記されています。毎年、9月1日の防災の日に地震除災祈願大祭が斎行され、又秋祭りには大ナマズが街中に引き出されます。

毎年のように各地で自然災害が発生しております、その中でも特に備えるのが難しい地震除けの神社へ参拝してみてはいかがでしょうか。